私が歴史好きになったきっかけは、「ねこねこ日本史」という番組でした。この番組は、【もしも歴史上の人物が猫だったら?】というテーマのアニメです。
猫ならではの仕草や行動がちょいちょいでてくるところが、かわいくて好きです。
毎回見ているうちに、歴史のことが好きになりました。それからは、お城めぐりをしたり、歴史の本を読んだりするようになりました。
歴史はとても奥が深いです。知れば知るほど楽しいので、みんなにも歴史の面白さを知ってもらいたいと思います。
まずは、みんながよく知っている織田信長について書いたので、読んでみてください。
学校で教えてくれる織田信長
学校で教えてくれる織田信長はこんな感じです。
・今川義元と桶狭間で戦って勝ちました。
・室町幕府を滅ぼしました。
・比叡山延暦寺を焼き討ちしました。
・キリスト教を保護しました。
・商工業の発展に力を入れ楽市楽座をすすめました。
・長篠の戦いで初めて鉄砲を使いました。
・本能寺で家臣の明智光秀に裏切られ命を落としました。
今回はこれ以外のエピソードをお伝えします。
少年期の信長
信長は1534年5月3日、尾張国(今の愛知県)で生まれました。
少年時代はやんちゃで暴れん坊だったので、周りの人から大うつけ(ばかもの)と呼ばれていたそうです。
今でいうと不良少年でしょうか。
人の柿を盗んで食べたり、派手な着物を着て片腕を出し、髪は頭の上で束ねるなど、ちょっと変わった格好をしていたといわれています。
斎藤道三と信長
斎藤道三は、美濃国(今の岐阜県)の大名でした。通称「美濃のマムシ」です。
道三は信長の父信秀と仲直りするために、娘と信長を結婚させました。
信長が大うつけとの噂を聞き、直接会うことにした道三は、500人の鉄砲隊を引き連れてきた信長を見て、一目でその能力を見抜きました。
家来に「自分の息子達は信長に負けるだろう」と予言し、そのとおりになりました。
遺書には「領地は信長に託す」と書いてあったといわれています。
妹に助けられた信長
信長には美人で聡明な妹がいました。名前はお市といいます。
お市は織田家と浅井家が同盟を結ぶために浅井長政と政略結婚をしました。
信長と浅井朝倉軍が戦った金ケ崎の戦の際、お市は長政の謀反を知らせるために、陣中見舞いとして、両端を紐で結んだ小豆袋を送りました。
信長はその小豆袋から警告を見てとり、難を逃れたそうです。
黒人を雇った信長
信長は宣教師の奴隷として日本に連れてこられた黒人を、京都で初めて見た時に、「肌に墨を塗っているのでは?」と思い、体を水で洗わせましたが、白くなるどころか、さらに黒くなりました。
本当に肌が黒いとわかり、その黒人を気に入った信長は、宣教師から譲ってもらいます。
そして、「弥助」という名前を付けて、武士の身分を与え、家来にしました。
弥助は本能寺の変のときにも同行していて、信長の首を持っていったという伝説があります。(詳細は不明です)
信長はお酒がのめない!?
お酒が強そうなイメージがある信長ですが、実際には下戸の甘党で、宴会ではお酒を飲まずにみたらし団子を食べていたそうです。意外ですね。
信長は新しい文化や制度を作り、人を引き寄せる強い個性がありました。
天下統一は出来ませんでしたが、新しい政治を生み出しました。私は、信長の自由で豪快な生き方がとてもカッコイイと思います。
戦国時代には、信長をはじめたくさんの魅力的な人物が登場しますので、これからもどんどん紹介していきますね。
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