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犬や猫の殺処分はどうしてなくならないのか

コウスケ
コウスケ

どうもこんにちは!kouです。僕は動物が大好きです。家では犬を飼っています。テレビでペットの悲しいニュース見ると僕は悲しくなります。日本の犬猫の殺処分はどうしてなくならないのかを調べてみました!

皆さん、1度は聞いた事があると思いますペットの殺処分についてです。    

全国で平成元年の殺処分は犬猫を合わせて100万を超えていましたが、平成29年では43216匹と随分と減りました。

それは5年に1度改正される動物愛護法によって、繰り返し保健所に連れてくる飼い主やペットショップで売れ残った犬猫を連れてくる業者の引き取りを自治体で拒否できるようになったことが大きいようです。自治体によって対応は違いますが、東京都は2020年に殺処分をゼロにするといってます。

殺処分がなくならない理由

日本ではペットショップがあることが一つの理由です。可愛いという理由で衝動的に飼い、その結果大きくなって世話も大変になって飼いきれなくなりその結果保健所に連れて行ってしまう。

保健所で伝えられる理由は、こんなに世話が大変だと思はなかった、毎日吠えてうるさいから、しつけが出来なかった、引っ越すから、など信じられない事ばかりです。

どうして、しつけができなかった、引っ越すから、などと理由で動物は死ななくではならないのでしょうか?

殺処分が多い都道府県は?

犬の殺処分が多い県ワースト3

  1. 香川県、殺処分の数 1,838
  2. 愛媛県、殺処分の数 761
  3. 茨城県、殺処分の数 603

一番殺処分が多い県は香川県でした。

 

いろいろ調べてみましたが、なぜ、香川県で殺処分が多いのかはっきりとした理由がわからなかったので考えてみました。
(犬猫を分けていないデータもありました。)
ちなみに香川県の人口は約95万人なので人口の多さは関係なさそうです。

予想1 最後まで飼っていない
理由:香川県は保健所の犬猫の引取り数が全国19位で967人に1人が捨てている。これは22位の広島県が2829人に1人が捨てているのと比べても捨てる人が多いと感じられる。
また、捨てられているのは成犬が多いことから、飼い主がそのペットの最後まで責任を持って飼っていないのではないかと予想しました。

予想2 保健所からもらわない
香川県・高松市動物愛護センター (仮称)基本構想」によると「犬や猫の収容数が多い一方で、返還・譲渡数が少ないため、結果として殺処分数が多くなっており」とあるので香川県では、ペットをペットショップから買う人が多いと予想しました。

予想3 保健所に収容できる頭数が少ない。
予想2と同様に「香川県・高松市動物愛護センター (仮称)基本構想」によると「犬や 猫の収容数が多い一方で、返還・譲渡数が少ないため、結果として殺処分数が多く なっており」とあった。実際に収容できる頭数はわからなかったが、掲載されている犬は2020/02/12現在で54頭でした。このことから、捨てる人が多く収容できない場合には殺処分するしかないと予想しました。

犬の殺処分が少ない県

  1. 東京都 殺処分の数 5  
  2. 福井県 殺処分の数 6
  3. 山形県 殺処分の数 11

一番殺処分が少ない県は、東京都になりました。調べたら東京都は殺処分率は1%でしたそれに比べて香川県は75%でした。

平成27年度(2015年度)の東京都は、殺処分数が犬猫を合わせて203頭でしたが今では、平成30年度(2018年度)犬猫の殺処分数は0でした。

東京都はなぜ殺処分数が0になったのでしょうか?

(1)殺処分減小に向けた取り組み

  • 保健所や動物愛護センターが犬猫の引き取りを拒否したり飼い主向けパンフレット
  • 小学生を対象とした動物教室
  • 動物の適正飼養、啓発用DVD
  • 動物愛護行事の実施
  • 地域における飼い主のいない猫対策の推進

(2)動物譲渡の拡大に向けた取組

  • 動物譲渡促進月間における譲渡PRイベント等の行事開催
  • 登録団体を通じた譲渡の促進
  • 東京都動物情報サイト「ワンニャンとうきょう」における都や登録団体の活動紹介、譲渡会情報等の発信
  • 育成が難しい離乳前子猫をボランティアと協力して育成
  • 負傷動物の譲渡時における保護用具等の提供

一番大きなところは、保健所、動物愛護センターで、犬猫の引き取りを拒否しているのが大きいでしょう。

他の国では

日本以外の国ではどうでしょうか。動物愛護先進国のドイツでは殺処分がゼロです。ドイツは昔は日本と同じようにガラスで展示販売がされてましたが、ドイツ人たちのペット愛護の意識が高まり今ではペットにストレスを与えるガラス展示販売などありません。

ペットを飼うときは保護施設から引き取ったり、ブリーダーから直接買います。また犬を買うためには資格が必要な国もあります。

コウスケ
コウスケ
ペット達の大事な命は動物愛護法があっても、ペットショップをなくしても守れません。私達がペットに対する意識が変わる事が1番大事です。

 

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