アイキャッチ画像:photoAC様 3120様
こんにちは!ミミズです!春に生息する危険な生物をご紹介します!
春は色んな生き物が冬眠から目覚め、地上へやってくる季節です。
それと同時に危険な生物も地上へやってきます。万が一に備え、
危険生物のことを知り、対策を身につけましょう。
目次
キイロスズメバチ
提供:photoAC様 写真:つくしんぼ様
都市部でも見かける危険な蜂。性格も凶暴で、巣に近づくだけで刺される恐れがある。
都市部での活動ができるため、日本での被害がかなり多い。
空中を飛んでいる昆虫、巣へ帰ってきたミツバチをあらかじめ待ち伏せし、空中で捕獲することもある。
甘いものが好物で果物・樹液・花の蜜なども摂食する。
キイロスズメバチに刺されると
刺された箇所の激しい痛み・じんましん・呼吸困難・最悪の場合、アナフィラキシーショックを起こし、死亡することもある。
対策
春の季節は女王蜂が巣を作ろうとするので、もし自宅に巣を作られた場合、
巣が小さいうちに駆除しましょう。
女王蜂が巣を作ってから約一か月は巣には幼虫と女王蜂しかいません。
女王蜂は自分の身を第一に考えているため、
巣に近づいたからといって威嚇したりするだけで刺してくることはほとんどない。
少しでも不安がある場合、無理せず専門の駆除業者に駆除してもらいましょう。
ですが二匹以上のキイロスズメバチがいる巣には絶対に近づかないようにしましょう。
そのような巣は自力で対処するのではなく、
専門の駆除業者に駆除してもらうのが無難です。
応急処置
もし刺されてしまった場合、流水で刺された箇所を手で絞りだすように洗いましょう。
決して口で吸いだすのはやめましょう
(もし口内炎などがあった場合、そこから毒が入ってしまう恐れがあるため。) しかし、毒を吸いだすのは効果があるので
市販のリムーバー(吸引機)などで毒を吸い出しましょう。
そして抗ヒスタミン軟膏などを塗り、傷口を冷やしながら速やかに病院へ行きましょう。
おススメの抗ヒスタミン軟膏:
(2024/11/21 18:54:42時点 楽天市場調べ-詳細)
おススメの吸引機:
おススメの駆除スプレー:
ツキノワグマ
提供:photoAC様 写真:KOU2301様
本州や四国に生息していて、森林に出没することもある。
前は九州に生息していることもあったが、
最後に捕獲されたのが1957年。それから50年以上発見されず、
レッドリストの絶滅のおそれのある地域個体群の順目から削除され、
絶滅がほぼ確定にされてしまいました…。
四国のツキノワグマも確認されているのが約20頭と絶滅の危機に陥っている…。
ツキノワグマは雑食性で、果実や昆虫、魚や動物の死骸なども食べる。
大型の動物はほとんど捕食しないと考えられていたが、
近年ではニホンジカなどの大型の動物も捕食することも見られるようになった。
対策
春は山菜採りなどで山や森に行った人がツキノワグマに遭遇してしまい、襲われてしまう事があります。 まず熊が出る恐れのある山や森などに行かないようにしましょう。
熊と出会わないために鈴など音が出る物を付けるのが有効といわれていますが
あまり効果は期待できません。
音で熊が自分から遠ざけていけばいいのですが、興味本位で近づいてくる危険性があります。
熊が必ずしも逃げて行ったり、遠ざかったりするわけではなく、
逆に熊の方から近づいてくる危険性もあるので
クマよけの鈴などはおススメしません。
しかし、クマ撃墜スプレーは効果があります。
熊が出るような場所に行く場合は熊撃墜スプレーを持っていきましょう。
クマ撃墜スプレーを人に向かって吹き付けるのは絶対にやめましょう
人にクマ撃墜スプレーがかかると、 目に入れば失明する恐れがありますし、
皮膚にかかれば 皮膚がただれてしまったり、水膨れになる恐れがありますので
絶対に人に向けて噴射しないようにしましょう。
クマ撃墜スプレー
もしクマと遭遇してしまった場合
クマと遭遇してしまった場合一回落ち着くことが大切です。 パニックになると、冷静な判断が取れなくなります。
熊ともし遭遇してしまった場合、絶対に背を向けないようにしましょう。
熊は背を向けて逃げる動物を追いかける習性があるため、絶対に背を向けて逃げないようにしましょう。
そして死んだフリをするのは一番危険です。 熊は死肉をたべるのでそのまま餌になるだけです。
ではどうしたらいいのか
目を合わせ続け、ゆっくりと後ずさりしましょう。(睨んではいけません。)
もし目を合わせ続けても、こちらに近づいてきてくる場合、 持っている荷物をその場へおきましょう。(リュックサックは降ろさず)
その荷物に気を取られ、そのすきに逃げられる可能性があるからです。
荷物をおいてもなお近づいてくる場合、本当にあなたを襲おうといているかもしれません。
そしてすぐに熊撃墜スプレー出しましょう。
なければとにかく武器になりそうな物を探しましょう、棒などでも良いです。
倒木や岩の上に立ち、自分を大きく見せ、大きな音を立てて威嚇しましょう。
それでも近づいてくる・攻撃をしてきた場合
熊撃墜スプレーを持っている場合、鼻や目に全量吹き付けましょう。
熊撃墜スプレーを持っていない場合、
それでもひるまない場合はその場にうつぶせになり、首と頭を守ります。
リュックサックを背負っている場合、
それが背中を守ってくれる盾になってくれるかもしれません。
熊に転がされたとしてもすぐにうつぶせの状態に戻りましょう。
ヤマカガシ
提供:photoAC様 写真:Kua様
本州、四国、九州に生息する。
以前は、無毒種と思われていたが、嚙まれた時の症状がブームスラングと同じなことと、
嚙まれたことによる死亡例が後述したため、有毒種と判明された。
毒牙は上顎の奥歯にあり、かなり短く、毒線を圧迫する筋肉がないので
一瞬嚙まれた程度なら毒が注入されないことがある。
ヤマカガシの毒が血液に入ると、フィブリノーゲン、血小板が減少することで止血作用が
なくなり、鼻粘膜や歯茎、消化器官、肺からの出血により頭痛が起こることがある。
頭痛が発生した場合、ヤマカガシの毒が多く注入されてしまった可能性がある。
頭痛が発生した場合、重症化する危険性が高まり、
重症化すると脳出血、急性胃不全、
播種性血管内凝固症候群(はしゅせいけっかんないぎょうこしょうこうぐん)
などの症状が出る。
首にも毒腺があり、頭部を圧迫すると、毒が飛び散る
それにより、目に毒液が入り、即急に眼科での手当をしなければ
失明する危険性がある。
対策
ヤマカガシは非常に臆病なため、
刺激をしなければまず嚙んでくることはないです。
ヤマカガシを見かけたら、まず離れましょう。
嚙まれる事例はヤマカガシを刺激したり、
つかまえようとして嚙まれることがほとんどです。
決してつかまえようとしないようにしましょう。
応急処置
嚙まれてしまった場合、まず落ち着きましょう。
そしてリムーバー(吸引機)を持っている場合、
リムーバーで毒液を吸いだしましょう。
キイロスズメバチの応急処置でも言いましたが、
決して口で吸いだそうとするのはNGです。
そして、速やかに病院へ行きましょう。
おススメの殺蛇スプレー:
余程ないとは思いますが、敷地内に毒蛇が出た時に有効かもしれません。🐍
チャドクガ
写真:イメージナビ
チャドクガは本州以南の日本各地に生息する。
サザンカ、チャノキ、ツバキなどの植物の葉を食害する。
幼虫は一つの葉に集団で固まっていることが多い。
一つの葉を食べ終わると、一列に並んで次の葉へと移動していく。
刺激を加えると一斉に頭を上げ左右に動かす動作が見られる。
この動作の意味はいくつか説があるが、未だに判明していない。
集団で葉を食べ、食物も盛んなため、放置しておくと、
まるで枯れ木のようになってしまう。
チャドクガは毛が非常に細かく、風によって毛が空気に飛び散る。
それにより、皮膚に毛が触れてしまうと、炎症を起こし、かぶれてしまう。
成虫は、ツバキの葉に産卵し、幼虫の卵塊は成虫の体毛に覆われている。
その卵塊に触れても、炎症を起こすため、注意が必要。
チャドクガは卵塊、幼虫、成虫
一生毒刺毛をもっているため、うかつに触らないよう注意。
対策
上記のように、とても毛が細かく、空気に乗って飛び散るため、
繊維の間から毛が入り込んでしまう。
直接触れるだけでなく、風下に居たり、木の下にいるだけでも
毒刺毛の被害に合う危険性がある。
また、数回刺されてしまうと、
アレルギー反応を起こし症状がより重くなる。
かゆいからと言ってかきむしると、炎症の範囲が広がってしまう。
もし、チャドクガを駆除する場合、チャドクガがいる葉を枝ごと切りましょう。
しかし、毛が飛び散る可能性があるため、
専用のチャドクガの毛を固めるスプレーを噴射してからにするとより安全です。
応急処置
刺されてしまった場合、流水で時間をかけて洗いましょう。
そして皮膚科に行きましょう。
市販の抗ヒスタミン剤は症状を悪化させる可能性もあるため、
専用の薬を皮膚科で貰い、塗るようにした方が良いでしょう。
毒刺毛が衣類に付いているので、
50℃以上のお湯で洗濯するか、スチームアイロンをかけましょう。
必ずお湯で洗濯しましょう、水では効果がなく、誤ってほかの衣類と一緒に洗濯機で
水洗いをしてしまうと、ほかの衣類に毒刺毛が
付着してしまう危険性があるので、気をつけましょう。
おススメのチャドクガの毒刺毛固着スプレー:
マダニ
提供:photoAC様 写真:makotomo様
マダニは日本全土に分布し、ハーラー器官という感覚器から、
体臭、体温、物理的振動を感じ取り、草の上から生物の皮膚に飛びつき、吸血行為をする。
マダニの吸血行為はかなりの長期間することができ、
マダニの体はかなり膨れ上がる。
マダニは吸血する際に、鋏のような口器で皮膚を切り裂く。
そして、ギザギザした歯を入れ、皮下に形成された血液プールから吸血をする。
マダニが吸血を終え、次に脱皮を行う。
そして長期間にわたる休眠状態に入る。
マダニの種類により、休眠状態に入る期間が変わったり、休眠状態にさえ入らないことも
ある。
かまれたことによる感染症により、死亡してしまう危険性もあるため、
気を付けましょう。
対策
山などに行くときは長袖の服や、長ズボンを着て、
草むらに直接座らないようにしましょう。
帰宅後、すぐ着替えて入浴すると良いです。
山に入る前に虫よけスプレーなどもかけておくと良いでしょう。
犬もつれていく場合、帰宅したときにしっかり犬にマダニが付いていないか
チェックしましょう。
応急処置
マダニに嚙まれた場合、無理に引きはがさないようにしましょう。
痛みがないので、マダニがかなり膨らんでから気付くことが
多いと思います。
無理に引きはがしてしまうと、皮膚の中に口器に残り、
化膿する危険性があるため、決して無理に引きはがさないようにしましょう。
マダニに嚙まれた場合、そのままの状態で
病院へ行きましょう。
おススメの虫よけスプレー:
いかがでしたか?
日本は他の国より危険な生物が少ないのですが、
たまに命にかかわるような生物もいます。
次は外国にいる危険生物をランキングでご紹介しようと思います。
この記事を見ていただきありがとうございました!
このサイトでは子どもが自分でテーマを考え、自分で記事を執筆しています。
記事を書くというプロセスの中で情報収集、編集能力、表現力などを学び
実際にお金が稼げるようになるまでトレーニングしていきます。